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「AI」「VR」そして「IoT」未来を感じる展示がいっぱい

「日経トレンドエクスポ」の展示の中で気になったものをいくつかご紹介します。

☆「AI」

会場で最も印象に残ったのは「AI(人工知能)」に関する展示です。

昨年囲碁の世界チャンピオンをGoogleのAIが破ったニュースは記憶に新しいですが、その後も進化はどんどん進んでいます。

普段皆さんが行っているインターネットでの検索や、スマホでの行動情報なども含めた膨大なデータ(ビッグデータ)がどんどん蓄積されて、学習した中から人間の要求に応えていきます。

画像処理で有名な「NVIDIA」社のブースではその、薄気味悪さすら感じるAIの仕組みを「AIがゴールデンレトリーバーだと探り当てるまで」というテーマでわかりやすく解説してくれていました。

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最初は丸か四角か、から始まって生き物、毛の生えた動物、犬、最終的にはゴールデンレトリーバー、といった感じで膨大なデータの中から近いモノを判別していく、というものでした。

また、カメラに映った人間の性別・年齢を判別するAIのデモも行われていました。ちなみに僕は「35歳・男性」。遠からずというところでなかなか優秀です(笑)

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コンビニのレジでは店員が年齢・性別の情報を入れるのですが、このシステムがあればそれを全部やってくれる、ということのようです。

さらに、そのお隣ではマッサージチェアが。こちらもなんと「AI」搭載!しかも「WiFiモデル」と「LTE(4G)」モデルが!まるでタブレットです!

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なにやらすごい伝説のマッサージ師かなんかの揉み方をシミュレートし、受ける人の特徴に合わせた揉み方をしたり、毎日の血圧を記録し、簡単な質問に付属のタブレットで答えるだけで医師の問診のようなものも受けられる、というサービスも付いています。月額5〜6,000円程度(サービス料込み)で使えるようです。

折しも、翻訳アプリ「Google翻訳」の精度が劇的に進化したとのニュースがありました。来年はますます「AI」が生活の中に登場する頻度が上がりそうです。

☆「VR」

教室でもご紹介しています「VR(仮想現実)」。こちらも新しいコンテンツが紹介されていました。「プレイステーションVR」の体験は整理券が配布されたのですが、あっという間に終了してしまい、注目の高さが伺えました。

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☆IoT家電

IoTという言葉をご存知ですか?「Internet of Things(モノのインターネット)」という意味ですが、コンピュータやスマホだけでなく、家電や家具などもインターネットにつながる時代です。

その一つとして展示されていたのが、皆さんもご存知のデロンギ社のオイルヒーター。

もちろんただのオイルヒーターではありません。「WiFiモデル」です。無線LANでインターネットにつながります。

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オイルヒーターがネットにつながって一体何ができるの?と思うかもしれませんが、スマホと連動して「改札を出たら暖房オン」なんてことができるそうです!

また、iPhoneの人工知能「Siri(シリ)」に「おはよう」と話しかけると暖房がオンになる、ということもできるそうです。

お値段は8万円ほど。デロンギならそんなに高い方ではないかもしれませんね。

また、展示はありませんでしたが、すでにスマホで照明をオン・オフしたり、照明でメールの着信を知らせたり、指定した時間にカーテンを開けてくれたり、スマホで玄関ドアの鍵を開け閉めしたり、と様々な「IoT」機器が登場しています。

いろいろな展示を見ていると、少し前に想像していた「未来」がすぐそこまで来ているんだなぁ、と実感しました。

エムネットでもそういった話題をいち早くご紹介できるようがんばります。

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